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2024年4月 1日 (月)

井の中の蛙

webサイトのニュースを見るようになってから新聞の購読を一時やめていた。
しかし私がいつも見ているwebニュースには、いつのまにか私好みのジャンルのニュースが多すぎるように感じたので調べると、サイトは私の検索履歴より私好みのテーマを多く表示するロジックとなっているようだ。

それはそれで便利な面はあるのだが、私の閲覧記録がニュースを管理している運営者に知られているというのはチョット気色悪い、とは言え運営者が私の閲覧回数を増やそうとするのは当然だろう。

しかし世間では、記事や意見が偏る事を危惧しているようで幾つかの点が指摘されている。
例えば、
・フィルターバブル
見たい情報が優先的に表示され見たくない情報が遮断される環境を構築する仕組み。
・エコーチェンバー
元々は「残響室」を意味する言葉で、自分と同じ意見があらゆる方向から返ってくるコミュニティで、同じような意見を見聞きし続ける。
・アテンションエコノミー
正確さより関心を集めることを重視する構造。

等々、言われてみるとそんな気がする。

他にも
・AI検索により検索者自らの検索回数が減少する状況。
検索の回数が少なくても答えにたどり着くのは手軽で良いのだが、AI検索は多種な意見や反論異論のなかからブラックボックスの機能により選択された結論のみを表示し、結果的にAI様の言う通りとなってしまうというのだ。

何れにせよ大局を広く見渡さず、狭い視野と自分の偏見の中で物事を結論付けてしまうことへの憂慮でそれに対しての異論はない。

…のだがそれはそれとして私と言う井の中にいる蛙の話。
近年新聞の購読を再開し、作業をしながらではあるものの一日の結構な時間を新聞やwebニュースを比較しながら見ているのだが、それは偏らない広い知識を目指そうとしているのではなくあくまでも興味ある記事を中心に読んでいる。

大局を観ない事への危惧をするのはごもっともなのだが、だからと言って「井の中の蛙」の方が便利なことも有る。
井の中を楽しむ性格のお陰で病気がちな私が、不便はいろいろ有ってもその不便に心が挫折するような深刻な状態にならないで過ごせている。
例えば腎機能保存のための食事管理…始めて20年?…世界の絶景にも美味しい料理にも憧れる事も無く自宅での自分の料理に毎日舌と腹の鼓を打ち続けていられる。


その井の中が突然暖かくなり桜も驚いて咲き始めた。
Photo_20240401142601

今年初めてバイクを出してエンジンをかけると私の中の蛙もソワソワし始めたのでヘルメットを倉庫から出し、春の風を全身に受けて井戸の淵を一回りしてきた。

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