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2020年7月27日 (月)

雨合羽

家族が電車を避け、毎日自転車で通うようにしたと以前述べた。
自転車を通勤・通学等に利用されている方はご存知の通り、特に梅雨明けがなかなか来ない昨今で気にしなければならないのが天気だ。
我が家の場合は公共交通より自転車の方が時間短縮なので、雨が降ると早く家を出なければならないのだが、これは本人が思っていたより煩わしいようだ。

雨が降っていても自転車で行かなければならない事態が何度か起きたが、ポンチョタイプの一般的なレインコートでは強い雨の時には下半身が濡れてしまう。
そこで私が引っ張り出したのは、以前私が使っていたバイク用のレインウエアで、上着、パンツ、それにブーツカバーもセットになっている本格的なものだ。
正しく使えば雨の中を時速×××kmで走っても服が濡れないので、これなら大丈夫だろうと本人に着させてみたが何故か渋い顔。
理由を聞くと本格的過ぎて、自転車で着るのが恥ずかしいとの意見だった。

そんなものかと脱がせた後に、その合羽を室内で虫干しをしようと、広げて外観をまじまじと眺めると、あちらこちらの汚れと合羽の臭いが、かつての旅の中で路肩に寄せて急いで合羽を着るときの感覚がざわっと蘇った、今となっては昔の事だが。

今月の中頃、腎臓の定期健診に行った。
前回は電話診療だったために検査が無かったので、今回は4か月振りに病院に行き検査を受けた。
結果は私にとっては衝撃的値だった。
4か月前に1.56mg/dlだったクレアチニン値が1.67となってしまったのだ。
腎機能を表すeGFRに換算すると、残っている腎機能の約8%を失ってしまった事になる、たった4か月で。
この低下勾配線を延長すると、お迎えが来る前の透析開始日が見えてくる。
一度のクレアチニンの値で一喜一憂する必要はないと頭でわかっていてもやはりいきなりのこの値にはガックリ。

因みに今回の検診で、尿酸値を下げる効きめがより強い薬に変わった。
現状の薬でも私の今回の尿酸値は6.1mg/dlと一般的な値での正常範囲だが、医師の説明では慢性腎不全の患者で、尿酸値が6mg/dl以上と未満では、透析になる確率は一桁変わるので、尿酸値をもう少し薬で下げてみましょう、との事だった。
医師が薬を変えるところを見ると、やはり誤差範囲の域を超えたのだろう。

腎機能の低下が顕著になった約20年前に一年前後で透析になると告げられ、分かりましたとその運命を心に受け入れた。
それと共に、折角与えられた運命に、思いっきり抵抗してみるのも人生だろうと超自己流食事管理を始めたのだが、まあ此処まで来れただけでも上々だろうと弱気になってしまった。

しかし、虫干しを終えた合羽を手に取りたたんでいると何故か、車庫に放置され粗大ごみとなりつつあったバイクに乗りたくなった。
家の周りでは雨の合間にミンミンゼミが鳴く練習を始めたので梅雨もそろそろ終わるだろう。
バッテリーを充電して、昼のお結びと、カメラと…そしてこの合羽も忘れずに背負って、蝉に負けずに都内で風のシャワーを浴びてくるか…痛いの痛いの飛んで行けー…バイクが走ればだが。

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