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2019年9月16日 (月)

減塩への試行錯誤

かつて、慢性腎不全と言われたその日から食事の世界がガラッと変わった。
極端な表現をすると食事は「食べたい」から「食べなければならない」になってしまった。
食欲は、味方にすると頼もしいが敵に回る(美味しいと思わない)ととても厄介な存在だ。

腎不全食事初級者の頃に一番寂しかったのは蛋白(主に肉)制限だが、厄介だったのが減塩(ナトリウム)だった。
何とか自家製料理の低塩料理の味には不満は無くなったものの、現在でも減塩にはいろいろと工夫をしなければならない。
尚、私の実践している食事管理についての詳細は、ブログの自己紹介に記載してある私のホームページ「腎不全保存期とmanpukの美味しい食事療法」を見てください

チョット横道にそれるがやはり塩に関係ある報告。
パンは私の好物の一つだが、慢性腎不全になってからは市販のパン食をほとんどしなくなった。
理由は蛋白ではなくパンに含まれる塩分で、種類にもよるが私は食パン6枚切り1枚だけで塩0.8gとして計算している。
私が一食で摂取する塩分目標が1.5gなので、必要な成分を食事から摂取する上でパン一枚だけでこれだけの塩分が有ると、私の食事に取り入れるのは無理だと諦めていたからだ。

所が先日、目の前で家族が美味しそうに食べているあんパンの袋に記載されている成分をいつもの食い意地で見ると、パンに使用されている食塩の量が私の記憶よりもかなり少ない。
記載されていた成分表の読み違え?とじっくり見たが間違いでは無さそうなので、次に蛋白量を見ると、小腹も満足しそうな量のあんパン三個ならば蛋白が9.3gで私の一食分の蛋白制限量(10g)も超えない。

三個なら塩分量は合計しても0.3gと塩の心配はなく、このあんパンならお手頃価格で外出先のスーパーでもコンビニでも手に入りとても便利だ…と喜びかけて…いや待て…とカロリーをみると三個で390Kcalだった。
1食分としては約400Kcal足りず、補充のためには蛋白ゼロである砂糖100gかサラダ油50gを摂取しなければならない…がそれ単体での飲食は無理なので、ダメかと思い始めた時に身近に売られている食品のドーナッツは種類によりバラつきがあるものの比較的に高カロリーな割には蛋白が少ない事を思い出した。

ドーナッツとあんパンとを組み合わせて食べれば何とかなるかと、メーカーwebから適当な商品を選び、その成分表から早速計算すると、
・あんパン2個 260Kcal 蛋白6.2g 塩0.2g
・ドーナッツ1個 355 Kcal 蛋白3.4g 塩0.8g
・カロリーが有る炭酸飲料1本(350ml)158 Kcal 他0g
合計で約770Kcal 蛋白9.6g 塩1gとなった。
これは、私が普段食べている昼食と比較し、
・カロリーがほぼ同じ
・蛋白がチョット多く(刺身一切れ分)
・塩分は少ない
となり、これなら私用昼飯の非常食はコンビニで買える事が分かった。
それにしても甘いものばかりなので、キムチでも付ければなんとかなりそうだと分かった。

話を塩にもどす。
家で作る料理の塩分調整に最近こんな事もやってみた。
従来は、腎不全患者用のだし割醤油(私には高価)を使っていたが、供給中止となったのをきっかけに、安価なスーパーで市販している50%減塩醤油を使ってみた。
それは以前から、お手頃価格なので使ってみようとは思っていたが1?サイズの物しか無く、もし好みに合わなかったらもったいないと、買う決心がつかなかった醤油だ。

使ってみた結果から言うと味の差は有るもののそれは好みと慣れの差なので問題ないが、困った点は市販の減塩醤油の蛋白の多さだった。
現在まで一食で摂取していただしわり醤油は15ml前後だったが、市販の減塩醤油15mlだと蛋白が1.5g(従来だし割醤油では0.5g)、三食合計すると減塩醤油だけで蛋白を4.5gとなり、減えた蛋白3gは肉の量で減らさなければならない。

肉は主に夜食で食べていて、種類にもよるが豚肉のロースだと50g前後だった。
減塩醤油で増えた蛋白を肉で減らすと夜食肉は40g以下に減り、しばらく続けたがやはり寂しかった。
エーッそれっぽっちの差で…と思う方もいるかもしれませんが夜の食事は野菜が主で唯一の肉である、例えばマグロの刺身4~5切れの内の一切れを猫に盗られたら、私は裸足で猫を追いかけるサザエさんと化してしまうのです。

市販の減塩醤油はまだ1/3ほど残っていたのだが、考えてみれば低塩高蛋白のいわゆる健康食品なのでそれは家族に譲り、新たに見つけた腎不全患者用の醤油を使い始めた。
ただ、販売中止となっただし割醤油と比較し新たな醤油は、塩分を30%ほど減らしてくれた(蛋白もちょっとだけ減少)ものの、価格は1.5倍となってしまった。

その価格対策と言う訳ではないが、最近積極的に使い始めたのは塩そのものだ。
長い間逃げ腰だった塩の上手な使い方に最初に気が付いたのはスナック菓子を食べた時だった。
菓子を掴んだ指をなめるとしょっぱいので、かなり高塩かと思い成分を見たらそうでもない。
塩気を強く感じさせるために、菓子の表面に粒状に塩がまぶされているからなのだそうで、私もその真似をするようになった。

少量の塩では水に溶かしてしまうと塩味が薄くなるが、食品その物に粒のままかければ、塩をしっかり味わえる。
今更だけれど、塩って舐めると美味しいね~
とは言うものの塩と醤油では味が全く違い、醤油味で慣れた料理を塩に変えるのは無理。
そこで積極的に食べ始めたのは、もともと醤油を使わない料理で、まだホームページで紹介をしていないが、スパゲティナポリタンやハンバーガーの「もどき」料理だ。

塩には蛋白が無く、それを上手に使えれば大変安上がりになるが美味しい料理の奥は深く、これからも塩分との戦いは、
つ・づ・く

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