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2019年5月13日 (月)

首都高速中央環状線

先日、首都高速中央環状線(C2)の探検をしようと思い立った。
理由は、伊豆の〇〇旅館が低タンパク低塩の料理を出してくれるとの情報を入手したので、電話で確認すると、私の希望よりは成分が多少超えたが一日で何とか調整できる範囲で、低たんぱく米も準備されており、見た限りでは豪華(食べてないので実態は不明)な料理を提供しているとわかり、成分管理を開始してから20年弱もしその旅館に泊まれば、秤も米も調味料も持参せず、食品の入力や成分の計算から解き放された初めての旅行になるはずだ。

勿論食事制限のない人には一般の料理が出るのだが、家族はその料理にも旅館にも魅力を感じないようなので行くのは私一人となり、そこで困ったのがそこまでの道順だ。
一人で行く場合に私が運転する乗り物にはナビが無いので、紙の地図を見ながら行くのだが、自慢ではないが私は超方向音痴、迷子にならずに無事にたどりつく自信は全くない。

大分以前だが、ナビが無いときは一般道で行っていたさほど遠くない銀座の築地本願寺を、私が初めてナビ付の車で出かけたとき、ナビはなぜが首都高に乗れとの指示、距離的には遠回りではないかと思ったものの何といっても最新ナビの指示「ほー、これが最短ルートか」と首都高に乗って少し走ると今度は東名高速に乗れとのナビの指示で初めてこれはおかしいと思った。

慌てて首都高を降りてナビの設定を確認すると、何故か行き先が京都になっていた。
そして最終到着場所は…東本願寺…おや?どこが違うの?…もしかして築地本願寺と言うんだっけ?。
私の地理の能力は、東本願寺と築地本願寺の区別がついていない。
よって走行途中で見かける道路標識では、私の行きたい場所への通過点として正しい道順なのかわからない。
例えば私が京都に行こうと走り出したら「新宿方面」との標識が有った……としてもこれでは分からない、家を出たら欲しい標識は「京都はこちらどすえ」だけだ。

私は東京生まれの東京育ちなのだが地理に関しては山手線一周の駅名がわかる程度で、道路はまったく苦手だ。
それでも迷路より質の悪い一般道よりは、簡素な首都高速で東京を脱出すれば何とかなると目を着けたのがC2。
これを間違えずに一回りできれば、それぞれの位置関係が頭に入り、不安無く首都高を利用できると考えたからだ。
それに久しぶりの一人ドライブ、体力的に行けるのかとの心配も有ったので、とりあえず走ってみようと決心をした。

そこで、ネットでC2の道順をみたらこれが予想以上にクモの巣状態で、その分岐点たるや数知れずだ。
市販されている地図では、停車できない首都高での走行中のチラ見で道を確認しなければならないが、字が小さいうえ情報が多すぎるので、チラ見用には向いていない。
そこで、本当に必要とする情報のみを地図情報から、地理不案内の私が分岐点でどの道を選択するのか間違いなく判断できる情報だけを抜き出した地図を手書きで作り始めた。

その地図作りのおかげで、ニュースをにぎわした10連休をひがむことなく過ごせたのだが、地図作りが難航し都内の道路が連休で空いているうちに走ろうとの目論見は外れてしまった。
外れた理由にはもう一つ、作った地図に自信がなく、いろいろ言い訳して腰が重かったからだ。
このままでは私の旅は地図どまり、そこで天気予報を見てよさそうな日を決めて、家族に「行くぞー」と公言をしてしまい、引っ込みをつかなくしてしまった。

そして、行ってきましたC2一回り約60kmを、分岐にドキドキしながら。
高速入り口にたどり着き入ろうとして最初に迷ったのは、私が紙に記した入口名と違うのだ。
多少悩んだが方向的に有っているので大丈夫と言い聞かせ進入して、結果的には正解だったのだが後で調べると、近くの出入り口でも、インとアウトではインターチェンジの名前が異なる事を知らなかったので、私の地図の入り口として出口の名称を書いてしまったのだ。

高速に入ったら直ぐに料金所、そこのじーさん(私よりは若い)に私の作った地図を見られてしまい「ちゃんと勉強しているね」と感心?呆れ?か分からないが笑顔で告げられてしまい、私はナント返事しようか迷いながら「いやー、道楽で…」と訳の分からぬ会話をしてしまった

C2には初めて全線を通る山手トンネルとのルートが有り、トンネル内はあか抜けた都会的光景かと思っていたら普通のトンネルで意外だったが、トンネル内の形やデザインが区間によって異なるのは不思議だった。
トンネル内の分岐点を間違いなく通過できるか不安だったが、どちらの道がC2なのか案内表示が非常に分かりやすく、又、C2の全体像を必死に記憶していった効果もあり、標識も大変わかりやすかったので思ったより不安なく通過でき、一番心配だったトンネル最後の湾岸に出る分岐点も迷うことなく通過できた。

暗くて生暖かいトンネルを過ぎると明るい湾岸道となり、時折渋滞するも止まるほどではなく広々とした道が開放的で気持ちよかったが、見渡せる限りの大型トラックが箱型だったのには驚いた。
荷物を紐やチェーンで縛って走る姿を見ることはできず、時代の移ろいを大いに感じた。
ただね、その箱…パネルバンていうの?制限速度で走る私を追い越して前に来るのだが、私の前方視界の殆んどが箱になってしまい、ドライブの景色としては頂けないのだがそれも今日はこれでいいのとイライラせずに待つと、間もなくどのトラックもスピードを上げ私から遠ざかってくれるので、それなりに景色を楽しめた。
私も大人になったなー、やっと…

そんな湾岸から再びC2へもどり、荒川沿いの道路の景色はとても見晴らしがよく、風がどんと冷え込んだのが、遠くにかすむ連山とくっきりした雪を頂く富士山と相まって、とても素晴らしい景色となった。

無事我が家に戻り約一時間半、体力的には問題なさそうだったが一つ、慣れないところに座り続けると足がしびれてくるので、対策が必要なのが分かった。

その日は、回数が多すぎてどうでもよくなった自分の誕生日の次の日だったが、久しぶりの非日常的時間は私へのよきプレゼントとなった。
さて、これからが本番、伊豆に行って豪華な初体験の計量も計算もしない旅館料理を食べて来るぞ…と改めて決心ができた。
首都高以後の旅館までの地図作りで暫くは遊べそうなので、もし実現できたら雰囲気を含めどんな料理だったか報告をします。

 

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