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2018年12月 3日 (月)

災害時の備蓄食料

災害時に利用する公的指定避難所には食料が備蓄されている。
ただ、食物アレルギーのある人の食料が避難所に備蓄されていなく、食事がまともにできないとのニュースが先日あった。
食品アレルギーは私の家族にも無関係ではなく、軽症であったにも関わらず、当初は少量から始め、徐々に摂取量を増やしていき、普通の量なら問題ないと医師から告げられるまでになるのに10年かかった。
知り合いにも我が家より症状が強いアレルギーの子供がいたが、その親に聞くとそのアレルギー食品との戦いは、我が家よりはるかに壮絶なものだった。

そこで、私の住む地域の避難所に蓄えられている食品を調べると「災害備蓄倉庫備蓄物資一覧」の食料の項目に、
・クラッカー
・アルファ米
・ミネラルウオーター
・梅干
・塩
と記載してあったが、本当にこれだけ?と感じた。

種類の少なさはともかく、私には高カロリー/低塩/低タンパク食品が必要になるので、もし私が避難所に行った場合に成分を気にしないで食べられる食品はどれかと調べてみた。
私がそのまま食べられる食品の成分比を、
カロリー:蛋白:塩分(Na)、
の順に表記した場合で、蛋白を1g摂取した時の配分を大雑把な数値で書くと、
70kcal:1g:0.15g(600mg)
この比の食品なら蛋白が30gになるまで食べれば、必要な2100kcalは摂取できるし塩分も上限(5g)を超えない。

避難所に貯蔵してあるクラッカーのメーカーは分からないが、名の知れたメーカーの物だったとすると、5年くらいの賞味期限があるうえ、私のベストの比に近い成分だった。
そのクラッカーだとすると、水を飲みながら一日3.5箱のクラッカーを食べれば、腎臓を傷めずに何とか私の命はつなげそうだ。
小麦アレルギーの人もアルファ米に水かけて梅干しと共に食べればやはり命をつなげるが、備蓄された食品だけでは、栄養の偏りは避けられないだろう。
私の調査不足かもしれないが、本当に備蓄食品がこれだけとするとクラッカーも米もダメな人は食べるカロリー源が無いのでこれはかなり困った問題だ。

それなら自分では何かを用意しているかと考えると、何もしていないのが実情。
ただ、我が家には手抜き用にネットでまとめ買いをしている、腎不全者向けのレトルト食品があり、これは加熱しなくても食べられる物が多く、災害時にも便利な食品だが在庫している量はせいぜい二日分。
同時に購入しているカロリー摂取の為の低タンパク穀類は平均で四日分だ。
この米を食べる場合には火も水も必要だが、水は非常用を兼ねて家族の飲料用としてまとめ買いをしているので飲料水だけは三日以上は確保できている。
煮炊き用の火は、かつて屋外用にと購入したカセットのボンベとコンロの備蓄を多少していて使えるか否かの確認はしていないが、使えたとして二日分程度だろう。

食品アレルギーの方や腎不全の私だけではなく、健康上の理由でそれぞれ料理には工夫が必要な方は多くいらっしゃるので、避難所にそれに適合する食品を全て備蓄するのは大変に困難と推測される。

それでも、水はもちろん、砂糖、食用油、調味料や穀類や野菜や肉などをそれぞれ食材別に保存食品として備蓄してくれれば、食べるときにそれぞれの方の都合に合わせて個人が選択組み合わせをして食べられるので、食品成分に制限がある人の命はつなげることができると思うのだが…「災害備蓄倉庫備蓄物資一覧」の食料種類の少なさを見ると、無理なお願いなのかな-?

自分の事は自分で守るのが原則だが、特に食品成分制限が有るような場合、三日分とも六日分ともいわれている食料の備蓄は、賞味期限や保管場所や経費等を考えると、そう簡単ではなさそうだ。

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