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2018年4月23日 (月)

巣立ちの季節

わが家は限りある部屋数なので子供達と私は寝室を一緒にしていた。
それが、末っ子の進学を機にその寝室をその子供に明け渡し、全員別の部屋で寝る事になった。
 
子供用に購入したベッドが届いた日を機に、家具などの引っ越しと整理の戦闘開始をしたが、久しぶりに肉体労働が集中する日々が続き、朝起きると本当に目が回るほどヘトヘトとなった。
特に大変だったのが、使わなくなったベッド兼ソファーのバラシで、ハンマーと釘抜きとドライバーとハサミとノコギリを振り回して切り刻んだが、大いに感心するほど頑丈にできていて、略バラシ終え階下の外に運び出した翌日は、階段を降りる足腰がガクガクで両腕は筋肉痛となってしまった…のだが、気が付くと不思議なことに心臓の期外収縮がとても少なくなっていた…本当に不整脈は気まぐれだ。
 
明け渡した寝室から私の寝る部屋への、大物家具の移動と設置を終えて見渡たすと、活動的な子供と、その散らかし放題の所有物が無くなり、思ったよりすっきり、と言うか…さっぱり…と言うか…殺風景と言うか…し~ん。
学業と遊びに更に忙しくなる子供達と、これからは顔を合わせる機会が減ると思うと、チョット寂しい気持になった。
 
しかし考えてみると、自分の個室が有ったのは学生高学年から独身時代だけで、あとは必ず誰かと一緒の部屋で過ごしてきた。
それが再び私だけの部屋を得たと考えると、それはそれで忘れかけた男心をくすぐると思い直し、私の眠る場所となった部屋に以前より鎮座していた仏壇の中を綺麗に掃除したり、放り込んだだけの棚の置物を整頓したりして数日たってみると、思った以上の出来栄えで自分の部屋らしくなり、何となくわくわく感がわいてきた。
こんなことでめげていては本番の旅立ちを心置きなく迎えられないしね…
 
ついでにとベランダに放置され、アリの巣と化していた鉢もベランダから下ろし、小ざっぱりしてみると、それぞれ思い出があるミニバラとオダマキがいつもより元気に花をつけて私の寝床をのぞき込んでいた。
 
Rose
 
Odqmaki
そんな風に心境が変化し始めた最近、日にちは少ししか経っていないのに全員が集まった夕食時の子供達からは、寝物語をせがんだ面影が薄れ、とても大人びて見えた。
「子供の巣立ちは、案外あっけないな」と思ったのだが、もしかして、巣立ちできたのは…わ・た・し?

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