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2017年1月29日 (日)

完全無欠の私

 ヒトのES細胞(胚(はい)性幹細胞)やiPS細胞(人工多能性幹細胞)から、大きさ10mm程度の腸をつくり、栄養吸収などの働きを確認できたらしい。
そう言えば大分以前の私のブログに、これらの万能細胞から長さ3mmの胃袋が出来たとの記事に出会ったと書いた。

これらは、先ずは胃腸と病気の関わりを調べる事に活用されるらしいが、私たちの傷んだ胃腸の代替臓器になるのにはまだかなりの期間が必要だろう。

他にも以前、iPS細胞で網膜色素上皮細胞のシートを作り、人の眼に移植する事を厚生労働省が許可したとのニュースが有ったが、移植後一年経過しても結果は良好との事。
又、最近では、ヒトのiPS細胞をブタの受精卵に注入した後、雌ブタの胎内に移植し、体の一部がヒトの細胞でできたブタ胎児に成長させたと、米科学誌に発表されたとのニュースを見た。
必要とする人の臓器や組織をそのブタの体内で作らせる事が目的らしい。

ES細胞やiPS細胞による特定の組織を作り出したとのニュースは他にも沢山あるが、私が最も興味を持つのは、当然、腎臓に関わるニュースだ…腎不全患者なので。

かつて、ヒトiPS細胞から、尿細管など腎臓の一部になり、腎臓に分化する能力のあることが確かめられたとの記事を見つけたと述べたが、最近では、腎臓の本命「糸球体」などの立体的な腎臓組織を作ることに成功した、又、その腎臓組織の人への移植の臨床試験は2022年頃とも述べていた。

東京オリンピックの翌々年か~、私にとっては遠い未来だ。
それにしても再生医療は何処まで行くのだろう。
以前、iPS細胞から精子と卵子を作り、そこから子牛一頭が生まれ育っていると言う記事を見かけた。

ということで…以下はとある未来の話。

私が注文していた私の体の全てが出来上がり、医師から、
「これがあなたの細胞から再生されたあなたですので、ご確認をお願いします。」
と、私に紹介されたので、じっくり眺めたり触ったり。
それは間違いなく輝くオーラ感じる眩しいばかりの私の完全無欠の体だった。
私と目が合うとその完全無欠はニコッと笑い私に手を差し伸べ、
「初めまして…」と言いかけて「…ではないですね、私はあなたですから。」
と照れ笑いをしながらその手を引いた。

すると医師は、
「一応ご本人から、この体を本人であるとの納得を得られたようなので、この体をあなたにするために、あなたの現在の体に装着してある生命維持装置を取り外します。」
と告げ、作業を開始したので、私は慌ててその医師に質問をした。
「生命維持装置を外された後は、私のこの体はどうなるのでしょうか?」
すると医師には意外な質問だったのか、首をひねりながら作業の手を止めず、少し間を置いてから答えた。
「産業廃棄物ですが…何か?」
私は驚き、
「産業廃棄物???エーッ…私が~?…それは悲しすぎる。」
産業廃棄物⇒ ヽ(;´Д`ヽ ) 「せめて…」
「せめて……」
「……人間らしく…燃えるごみ…に…して…ほ…し……い………」
チ~ン
医師⇒ モウ ヌイチャッタモンネ~( ^o^)┌~D=~ポン~電源
完全無欠⇒ ( =^o^=)m゛ サイナラ サイナラ サイナラ

毎度私個人の、夢走(想)物語でした。

かくして再生した完全無欠の私…でもこの物語には…衝撃の結末が…
つ…づ…く
カモシレナイ = ̄▽ ̄=

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