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2015年9月 2日 (水)

 ショートショート

前回のブログの中で、去年の日記に書いてあった内容として、秋の虫の声を聴いた時期について触れた。
実を言うと日記ではなく、秋のブログとして出来上がる前に冬になってしまい、ブログにアップする時期を逸したネタだった。

ブログのネタ記録を見るとそれ以外にも、仕上げられずに放置してしまったネタが他にもる。
このままではブログにアップできないまま、何時かは削除されてしまうネタなので、一本では弱くても三本の矢になれば何とやらとの故事に従い、関連のない三つのネタを今日のブログにアップしてみた。

1.静かに沸くやかん
若い頃、怒りの段階を表す例えとして「真に沸騰するお湯は静か」との話を聞かされた。
人の怒り度合いを判断する指標として、グサッと突き刺さる名言だと、その時はずいぶん感心したものだ。

久しぶりにその例えを思い出させたのは、物置の茶道具の中に忘れられていたやかんの形をした銅製の「水差し」だ。
水差しだから火にかけるのはまずいとも思ったが、このまま放置されて朽ち果てさせるよりはましだと使ってみると、それ以前の沸く前に大騒ぎするやかんとは異なり、短時間で静かに人知れずに完全沸騰する、ウッカリが多い私には危険な代物だった。
空焚き防止のため、一分タイマーをセットして使用しているが、何となく相性が良いのは、私も短気だからなのだろう。

2.キウイの食べ方
皮ごと食べる方が甘いとの情報が有ったので、よく洗って皮ごと食べてみたら、皮をむいて食べた場合との甘味の違いを、私の舌では感じられなく、むしろ皮の舌触りが気になった。
試しに薄くむいた皮だけを食べてみても、特に皮が甘いと言う事ではないようだ。

それでも皮ごと食べられるとの情報が役に立たった。
私は、皮を剥いた後その皮に果肉が残っていると、スッゴク損をしたと感じてしまうために、下手な包丁さばきで必死に薄く剥くが、案の定あちらこちらに皮を剥き残す。
今まではそれを苦労して剥いていたが、それからは多少残った皮は剥かずに皮ごと食るようになったので、皮むきがとても楽ちんになった。

3.一人前の料理
私の腎臓が元気だったころ、ランチタイムに行きつけだった、10人も入れば満席の小さな美味しい中華料理店で、一人前の料理の量を増やすセコイ必殺技が有った。
それは私の笑顔…ではなく、メニューを見ながら聞き耳を立てて満席になるのを待ち、皆が注文を終え時をねらって、だれも頼んでいない料理を注文する事だった。
それを思いついたのは私が何度か通ううちに、私の頼んだ料理がもうそろそろ出来るころに他の客が入ってきて私と同じ料理を注文すると、何故か同時に出来上がり一人前の料理の量が減る事に気が付いたからだ。
これってもしかして…

私と店、どちらがセコイかは意見の分かれるところだろうが、お互い様だったろう。

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