せり(芹)を二度味わう
サッと熱湯に潜らせた、せり(芹)の爽やかな味と香りと歯ごたえはたまらない。
しかし、我が家で好んで食べるのは私だけだ。
芹は日持ちが悪く、冷凍しても変色するので、鍋料理の具として食べきってしまうようにしていた。
温かくなり桜も満開になる最近では、鍋料理と共に芹を食べる回数も減ってくる。
←(これは桜花を水に浮かせたもの)
先日、野菜売り場でご無沙汰の芹と目(?)が合い、我が家に連れて帰った。
味噌汁の準備で切り落とした、生命力にあふれる根の存在感に押されて、有り合わせのビールジョッキに根の入れ、しばらく楽しむこととした。
二週間ほど、先が浸る程度に水を保ち続けたら、芹は水と曇りガラス越しの光だけで、背伸びをするようにスッと成長してくれ、窓からの明かりを背景に、透き通るような緑で目を和ませてくれた。
そこで、可憐な芹たちに「ハイチーズ」
の後「はいチョッキン」…目だけが楽しむのはもったいないので、出来上がったアツアツの味噌汁にポイと落とした芹を噛むと、良い香り~…でも…チョット罪悪感が残るのは何故?
(-人-)ユルシテ…
奥外の土に植えている芹の根もあるが、水不足での雑草との戦いは熾烈なようで、成長がとても遅く、とりあえずは命拾いをしている。
芹としてはどちらが幸せなのだろうか…
( ^ω^ ) ワタシテキニハ…ゼンシャ
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