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2013年5月27日 (月)

DNAそれとも時

ニュースで、カンヌ国際映画祭にノミネートされた日本映画が受賞したと放送された。

聞き違いでなければその内容は、
ある夫婦が育ててきた子供は、出産した病院で「取り違え」られた他人の子供で、その夫婦の子供は別の親に育てられていたことが分かった時から始まる、それぞれの夫婦の葛藤を描いたようだ。

昭和の第一次ベビーブームだった頃は全てのインフラが不足し、いろいろな混乱が有ったと思うが、当時の出産は、生む人の自宅や実家でお産婆さんが取り上げてくれるのが一般的だったようで、この場合では赤ちゃん「取り違え」という事故の確率はかなり低かったと想像している。

しかし、その時代に誕生した世代が子供を産む時代になった頃は、産院や病院で生むことが普及したが、その頃の病院での情報管理も未発達だったためか病院内での赤ちゃんの「取り違え」に関するニュースが何度かあったと思う。

男の場合は自分が産むのではく、誰か(奥さんとか、彼女とか、他にも……ネ)が生んだ赤ちゃんを「はいお父さん、あなたの赤ちゃんですよ~」と看護師さんから突然紹介されるのだが、考えてみると「本当に私の子?」と疑えばきりがない。

それでは、初めて会う、真っ赤で、しわくちゃで、ちっちゃな手の中に大事そうな物を握り締めながらピーピー泣いているその赤ちゃんを、お父さんに何と紹介すれば正確なのか。

「はいお父さん、あなたの赤ちゃんですよ~」ではなく「はいお父さん、あなたの子だと言われている赤ちゃんですよ~」が正しい?…しかしどこかの政治家の答弁みたいだ。

やはり男は、自分が生んでいない赤ちゃんを受け入れる性(さが)なので、ド~ンと構え「あなたの赤ちゃんですよ~」といわれたら男らしく「ハ~イぱぱでちゅよ、カワイ~」が自然に思える。

ちなみに私が子供の時、悪い事をして偉そうに口答えしたら母に「あなたは橋の下で拾ってきた子供だ。私の子供ではない!!!」と言われてとても悲しかったことを覚えている。

映画の中ではその運命を、どのように画くのかチョット気になる。

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