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2011年7月 1日 (金)

動物いろいろ-猫編

 私は子供の頃から動物好きで、一緒にくらした仲間はいろいろです。
猫、犬、鳥、ウサギ、ねずみ、魚、カニ、ヤドカリ、虫…まだまだいろいろ、思いでもいろいろです。

 前回のブログで、猫と犬の狩猟方法の違いを例え話でして、そこに出てくる猫に憧れる、と書きました。
 猫はいろいろ芸をして遊んでくれますが、そのレパートリの数で犬と比較されてしまい、賢さの評価をされてしまうようです。でも、猫だってけっこう頭は使っています。
 ある日我が家の雄猫君が、テーブルの下にしっかり頭をかくし、小さな手(前足?)を潜望鏡のようにテーブルの上に出し、本にゃんは気づかれていないと思っているのか、ぷよぷよの肉球でテーブルを撫でながら、少しずつ見えていない獲物に手を伸ばす様は、正に可愛い忍者です。
 テーブルの下のその猫と目を合わせると、手の動きはぴたっと止め「何か用ですか?」とこちらを見つめる。でも伸ばした手は引かず、目をそらすとさらに猫の手が伸びる。
 もちろん、悪い事だと知ってはいるので、私が近づくと猫君はさっと身を翻し、獲物との距離を最小限にしつつ、私との間合いを保ちます。
その間合いは、私が後一歩で追いつかない完璧な位置です。
 「お主やるな」と感心しつつ席に戻り、忘れかけた頃に再び潜望鏡がニョキ。
根負けしてしまい、私がテーブルの上の獲物を一つまみし、猫君の名前を呼ぶと直ぐに私の膝の上に、ゴロゴロすりすり。
人の語調も顔つきもちゃんと見ているのですね。
でもこの猫のしぶとさが、日本に「化け猫」が棲む理由なのでしょうか。

 私は猫に特別な郷愁があります。
私が六歳の頃、感染菌に冒された腎臓を一つ摘出しましたが、同じ感染菌により骨までボロボロにされてしまいました。骨が崩れないように体は固定され、天井を向いたまま一年以上寝たきりとなりました。
 腎臓を摘出した数日後に抱かされたのが、まだ幼いやんちゃ盛りの雌の子猫でした。
その彼女は、私が瞬きをしたり眼球を動かしたりしただけで、私の眼に襲いかかってくる事もしばしばです。
 私は天井を向いたままですので、何処から何時襲われるのかと、大変スリリングな時間を過ごさせてもらいました。
彼女にとって私のお腹の上は良い遊び場なのか、彼女はじゃれついたり居眠りしたり、飽きもせずにずっと寝たきりの私と遊んでくれた唯一の友達でした。
 遊んで欲しい者同士、お互いに時を得たベストフレンズだったのでしょう。

 彼女は大きくなっても、幼い頃遊んでくれたお礼にと、毎朝私の枕元にねずみを一匹置いていってくれました。 (^-^; タベラレナイケド…

猫ってとっても律儀な性格なんですね。

 私の骨は無事回復に向かったのですが、残った腎臓も傷ついていたようです。
回復後は普通に生活してその腎臓に無理をさせてしまったようで、慢性腎不全となり現在に至りました。
 今は、辛抱強い働き者のその腎臓さんに感謝し、余生に少しでも楽をしてもらおうと、けっこう真面目に食事療法をしています。

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